縫製工場管理者のお仕事(カリカワぶろぐ)

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FISMA Tokyo(東京ファッション産業機器展) 55th 行ってきました

今年もFISMA Tokyo行ってきました

FISMAって何?という人はここを参照

 

今回も偶然展示会場でいつもミシンの購入でお世話になっているS社G様と遭遇し、色々と面白い展示を紹介してもらえました。

 

で、今回一番衝撃的だったのはこちら

 

CLO Enterprise

 

上記サイトの動画を見てもらうとすごくわかると思うのですが、最新スペックのGPUを使用してリアルタイムの3D画像処理をゴリゴリに行うことによって今までパターンナーさんが行ってきた

・シーチングやパタン調整・変更

・デザイナーさんの色確や柄配置、切り替え等のデザイン変更

までもがPC上でバーチャルに行え更にそれをかなり完成度の高い3DCGアニメの動画にすることができるみたいです

 

・・・これのヤバさをどうお伝えしたらよいか

GPUのレンダリングエンジンをゴリゴリに動かせば動かすほど、解像度の高い実物に限りなく近い風合いが表現されてきます。

将来的にZOZO等のネット通販の画像がすべてこちらに差し替えられていても全く違和感ないです

 

顔や髪形等の表現はなかなか違和感のある気持ち悪いものがありますが、顔がない画像で見たら全く違和感なし!

素材の物性測定器もセットで販売しているようで、こちらで引っ張り強度や曲げ強度、厚み、重さ等を図って上記GPUでゴリゴリに計算させると、今まで実際にサンプルを作ってみないと分からなかった

ダレ感

だとか

フレアー感

なんかが計算されてPC上で表現されます。

そしてそれが最新3DCDで動く動画で見ることができる・・・・もちろんCGですから天候や風景等の実写と合成したりすれば簡単にイメージ(CM用の)動画が作成できてしまう

 

展示会やショーなんかもバーチャル展示会、バーチャルファッションショーなんかがどんどん増えていき、今後縫製サンプルはCGのイメージ通りに作れているかどうかの確認の為だけに作られていくことになるかもしれません


まあCGのイメージ通りに量産の実物を作る技術はいくらGPUでも計算できないので、縫製工場としてはそちらの技術をしっかりと育成・保持していけばまだまだやっていけるとは思います

 

其れより大変になりそうなのがパターンナーさんやデザイナーさんたち

このソフトを使える人と使えない人では生産性が全く違ってきます。

今までかかっていたサンプルコストも展示会コストも必要なくなる可能性も

 

そして、素材メーカーさんとコンバーターさんたち

売りたい素材のデータだけをお客様に提供すれば、サンプルたんや色見本等は全くいらずにそのままバルク受注です

何しろお客様がこのソフトを使いだすと、必要なので実物の素材ではなくPC上で表現されるデータ。

素材データの質が高ければ高いほどリアルな画像として風合いの表現がされます

あまりに完成度が高すぎると量産反の不具合が目立ってくる可能性もありますが(笑)

 

いつかは出てくるであろうと思われていたこの技術

とうとう出てきました。ちなみに韓国製のソフト見たいです・・・某最大手企業様も既に導入済みとのうわさも?

 

パターンナーさんやデザイナーさん、MD担当の方々も今日までFISMAやってますから見に行った方が良いかもしれませんよ

お値段は縫製工場で手が出る金額ではありませんが、アパレル企業様では大したことのない金額ではないかと…聞いた話ですが

色々と技術革新が見えてきたアパレル業界ですが、残念(安心)ながら縫製の部分では大きな技術革新は見受けられませんでした。

 

少しずつ機能を追加したり、脱技能化で縫製の自動補助機能みたいな機械は見受けられましたが。完全自動化はまだまだハードルが高いようです

 

JUKIさんのブースでセブ工場でも使っているロケット針タイプのハンドステッチミシンが参考展示されておりました。

既にこの機械はJUKIさんでは製造廃止しており、購入できないものだったのですがなんと中国製(ここで作っているみたい)でJUKI販売さんの方がOEMで販売するかもしれないとのこと

ほぼJUKI製の機械と同じでしたが、パネル部分が液晶になっていたりとバージョンアップしている部分も見て取れます。

上記HPでその他もミシンも見てみましたが、どこかで見たことのあるような形のミシンがちらほら…たっ多分ライセンス生産とかじゃないのかな〜(笑)よく知らないけど?

ヤマトさんのブースで売っている本家本元AMFリースのハンドステッチはゆるみを入れる機能が付いていないので糸が太くなると使いずらいし値段も高いので、ちょっと期待しております

蝋引きの8番ステッチくらいの糸は問題なく縫えていたみたいですが、問題は刺繍糸のSPC5番が縫えるかどうかなんですよね…

特にパーツの互換性があればよいのですが…

 

いずれにせよ高機能の機械はお値段も高価格!!

其れこそものづくり補助金等で国の支援を受けないと弱小中小企業では手が出ないです。

来年もモノづくり補助金やっていたら色々考えてみたいな〜と思う今日この頃

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